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受傷15日目 診察3回目 [アキレス腱断裂]

受傷から約2週間が経過した。

回復具合は分からないが、ギプスを膝下までにカットしましょうということになった。

ずっとシャワーだけっだので、これでようやく湯船に浸かれるようになる。 

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長いギプスのときは、45リットルのゴミ袋を履いて、足の付け根を食品用のラップでまいて防水をしてシャワーを浴びていたが、今度は小さめのゴミ袋でも大丈夫そうだ。

 それと、食品用のラップ(サラ○ラップ)は割高なので、業務用のダンボールなどを押さえるためのラップを買ってきてもらった。

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 これなら安いので、心置きなく使える。


受傷4日目 MRI検査 [アキレス腱断裂]

受診している整形外科ではMRIが無いため、設備のある検査機関でMRI撮影をすることに。

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つながっていれば、黒く見える部分が白っぽく見えます。 

 

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横に白く線があるように見えるところが、断裂面ですかね。 

この頃には手で触っても、腫れているので、アキレス腱のへこみも分からないですが、ブッツリといってるのが分かる。 


受傷2日目 自宅療養 [アキレス腱断裂]

膝上ギプスで固定されて足が着けない、膝が固定される、たったこれだけでまったく身動きが取れない。
寝室は2階だが、階段などはまったく登れる気がしない。
1階に布団を敷いてもらい、だらだらとテレビを見るか、スマホで「アキレス腱断裂」関連のワードでひっかかる情報を片っ端から読み漁る。

受傷1日目 その2 整形外科へ [アキレス腱断裂]

何回か行ったことがある整形外科に電話をしてみるが、3時前に入ってもらえないと診察できないとの返事。
スキー場からは2時間30分程度かかるので、間に合いそうもない。
夜間救急などに行って、内科医などに診察されても時間の無駄なので、ネットで検索するも、土曜日のため遅くまで診察しているところが少ないようで見つけられない。


嫁に電話を入れて、整形外科を探ってもらいなが、運転をする。
夕方6時30分まで受付けをしていて、評判も良さそうだというところを聞いて、まっすぐそこへ向かうことに。
4時には病院に到着し、いざ受付けへ。土曜日のためと、院長が不在とやらで、かなり混み合っている。


問診票を書き、しばらくすると、看護師さんに呼ばれて処置室へ移動。


看護師 「歩けますか?」

自分 「ゆっくりなら、なんとか・・・」


ひとまず、氷嚢をもらってアイシングをする。
受傷から5時間程度経っているのと、無理に歩いたからなのか、スキー場で見たときにはベッコリとへこんでいたアキレス腱の部分が腫れていて、へこみが分らなくなっていた。

ようやく診察の順番がまわってくる。


先生 「スキーでジャンプとかしてたの?」

自分 「はい。転んだ時に、踵を引っ張られるような感じになりました」

先生 「じゃ、ちょっと見せてください。」

    「あ~、アキレス腱切れてますね。」


その後、診察台にうつ伏せで寝かされて、膝を曲げた状態で、ふくらはぎをグニグニと圧迫される。


先生 「右足の方は、ここ(ふくらはぎ)を押すと、足首が動くでしょう! 左足は押しても、動かないのわかりますか?」

自分 「ほんとですね。やはり切れてましたか。」

切れていることを再確認。

自分 「で、どのくらい切れてるんですか? 部分断裂ですかね?」

先生 「いや、完全断裂ですね。」


治療法は、手術療法、ギプス固定で治す、保存療法がある。
手術療法はここでは出来ないけど、提携している病院を紹介するから、うまくいけば、今日にでも手術ができるかもしれない。
手術の場合は感染症などのリスクがある。
1~2週間程度の入院が必要。
手術をしても再断裂の可能性はある。

保存療法の場合は、ギプスの固定期間が長くなるので、ロングフライト症候群、肺血栓になりやすい危険性がある。手術をしても同様。
入院の必要がない。
手術に比べて、若干、再断裂の割合が高い。
手術と比べて、完治まで4週間くらいの差がある程度。
しっかり自己管理できるのであれば、保存療法でも大丈夫。

1年後には、ほぼどちらでも経過は変わらない。どちらでもスポーツには復帰できる。


と、ザ~っと説明を受けた。



先生 「どちらの方法で治療しますか?」

自分 「どっちの方がいいんですか?」

先生 「こちらでは決められないので、ご自身の状況や、ライフスタイルにもよりますので、家族と相談のうえで決めてください」


保存療法などという存在を知ったのも初めてなので、手術しないで治るのかも疑問だし、けど、手術で傷痕がのこるのもイヤだ。
前年の夏に、ハチに刺されてアナフィラキシーになり、救急搬送された経験もあるので、手術後のアレルギー反応も怖い。


ひとまずネット検索で、アキレス腱断裂の記事を探しまくる。病院内だが、人命に関わる特殊機器などは無いので、みんな待合室でケータイを使いまくっている。

保存療法についても探していると、伊達公子選手が保存療法で半年で試合復帰をはたしたという情報を発見。

伊達公子が半年で復帰できたのであれば、自分も+2ヶ月の8ヶ月程度あればスキーに復帰できるのでは?
手術の場合も、半年程度で復帰している人が多いようなので、+2ヶ月の8ヶ月程度あれば、保存療法でもいけるんじゃないか?
ならば、ウォータージャンプシーズンにはギリギリ間に合うな~。
仕掛かっている仕事もあるし、突然入院は、職場にも、クライアントにも迷惑がかかってしまうし。

などと検討の結果、保存療法でいくことを決定しました。


そのことを先生に伝えると、その場で膝上までのギプスで固定をされた。

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この病院ではMRI装置もないので、3連休明けの火曜日に提携先の病院でMRI検査の予約をとってもらい、後は自宅で安静にしていることとなった。



受傷1日目 その1 アキレス腱断裂まで [アキレス腱断裂]

3連休初日の土曜日、会津高原だいくらスキー場へ。初日は一人で思う存分に飛んで、2日目は家族で滑って、3日目も一人で飛んでなどと目論んでいました。
8時30分ごろに到着し、9時頃から足慣らしにフリーラン。ちょっと風が強く、軽く雪が舞っている程度で滑る分には支障はない。

10時にパークオープン。まずは様子見に棒ジャンプ。前週よりもリップを寝かせたようで、前飛び気味になる気がする。
タックジャンプを数本繰り返し体を慣らし、スピン系へ。

まず360を1本。キッカーもまだ小さい(ノール6mくらい)ので、あまり浮遊感もないので、2本目は少し助走を上げてみると、調度良いかんじ。
ここのキッカーは、ランディングをかなり長めにとっている安全設計なので、ちょっとくらい助走を上げてもフラットまでは飛ばない。
もう1本360を飛んで、540に行こうかなどと考えながら、キッカーへ。

スピンで調度後ろを向いたあたりで、ハイクアップしているボード女子に気を取られて余所見していたら、ランディングをよく確認せずに着地。バランスを崩して、後ろでんぐり返し状態に。
スキーのトップが雪面に突き刺さり、右板はビヨーンと吹っ飛びながら開放したが、左板が外れない!思いっきり踵を下方向に引っ張られるがまだ外れない。
アキレス腱がメリメリっとした感覚を感じながら、ようやく左板も開放された。

「多分、やっちまったな」

左足にまったく力が入らない。

なんとか右板を履いて、パークからセンターハウスまで移動した。
左足を引き釣りながら、テーブルに着き、左足の状態を確認しようとするが、痛みでブーツが脱げない。

そんな状態でも、腹は減るのでカツカレーを食べてから、もう一度ブーツと格闘するが、足首が痛みで曲げられず、まったく脱げる気がしない。

この状態ではとても滑れないので、帰り支度をし、車へ移動。
車の中でしばらくブーツと格闘したが、やはり脱げない。
インナーブーツごと脱ぐことを思いつき、何とかブーツを脱ぐことができた。インナーブーツと一緒に脱げば、足だけ脱ぐよりも足首をあまり曲げずに済むようだ。

早速、アキレス腱を確認すると、ベッコリを1cm幅くらにへこんでいるし、触るとプニプニして、アキレス腱がある感じがしない。

「やっぱり、やっちまったな」

この時、午後の1時。

急いで帰れば、地元の整形外科に行けるかもしれない。

不幸中の幸いにも右足は無事なので、自分で運転して一路地元まで。
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